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2017年9月号 広範な口腔粘膜の潰瘍性病変
由良義明
Yoshiaki YURA
大阪大学大学院歯学研究科
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-8
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図1 術中所見。切除後
図1 初診時の口腔内写真、下唇病変
図2 切除後の検体
図2 同、咽頭部病変

患者: 85歳、女性
主訴: 口腔の疼痛
既往歴: 高血圧症、口腔乾燥症
現病歴: 初診の約3週間前から口腔内の疼痛を覚えるようになり、近在の診療所を経て、病院耳鼻咽喉科を受診した。入院下に栄養管理を行い症状の改善を認めたため退院したが、2〜3日前から再度口腔内疼痛を覚えるようになった。口腔外科での診察を希望して来院した。なお、以前に当院で口腔乾燥症、舌痛症の治療を受けたことがあった。また、これまでに同様の口腔内潰瘍を経験したことはなかった。
現症: 上唇ならびに下唇粘膜に小潰瘍が多発しており、咽頭部にも病変が存在していた(図1、2)。強い接触時痛を生じた。熱感はなく、顎下リンパ節のあきらかな腫脹や圧痛は認めなかった。
臨床検査所見: 血液検査において、白血球数9,000/μL、CRP0.9r/dLと軽度上昇がみられた。貧血はなかった。抗単純ヘルペスウイルス(HSV)補体結合(CF)抗体は<4、抗水痘-帯状疱疹(VZV)CF抗体は×4であった。
最も疑われる疾患名は?
  1.ヘルペス性歯肉口内炎
  2.ヘルパンギーナ
  3.アフタ性口内炎
  4.薬物性口内炎
ANSWER
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