お陰様で、弊社は2021年3月に創業45周年を迎えました。
その記念企画として『月刊デンタルダイヤモンド』の2021年4月号を “創業45周年記念号” として
「フロントランナーが魅せる “歯科の未来” 」をテーマに、各分野をリードする若手の臨床家にご執筆いただきました。
歯科治療全体がデジタル化へと大きくその姿を変えようとしています。
そのなかで時流に合わせた臨床スタイルを確立させ、日夜知識や技術の研鑽に余念がない時代を牽引する臨床家の先生方に、今後メインストリームとなる臨床手技や歯科医療の新たなかたちについてご紹介いただいています。



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豪華な7人の執筆陣

荒井 昌海 先生
(東京都開業)

歯科の近未来 開業医に迫られる選択
―ジェネラリストか、スペシャリストか

デジタルテクノロジーは長足の進歩を遂げており、歯科界においてもデジタル化は不可避の様相を呈しています。本稿では、歯科臨床のなかでデジタルに置き換わる分野、デジタル時代の人材育成、設備投資、そして、近未来の歯科開業医像について、考察しています。(編集部)

保坂 啓一 先生
(徳島大学大学院医歯薬学総合研究部)

保存修復学における機能審美再生へのCreativity
―Advanced MIデンティストリー

近代の歯科医療は、修復治療を中心として発展してきたといっても過言ではありません。歯科保存学の学問体系は、今後、「低侵襲性」「再生」「創生」といった概念を内包した新しいものへとダイナミックに変化していくことが期待されます。こうしたトレンドの解説と、新しい再生修復歯科治療の提案について、解説いただいています。(編集部)

保坂 啓一 先生
(徳島大学大学院医歯薬学総合研究部)

大月 基弘 先生
(大阪府開業)

未来志向のペリオドントロジー
―Save the teeth

ペリオドントロジーは、時代とともに変化し続けています。大きな変革を迎えた部分もあれば、一方で、50年以上変わらない部分もあります。本稿では、この変わらないものの重要性を振り返るとともに、近未来のペリオドンティストが果たすべき役割について考察しています。(編集部)

辻本 真規 先生
(福岡県開業)


日本の歯内療法の問題点と未来への第一歩

CBCT、マイクロスコープ、Ni-Tiファイルの登場などにより、歯内療法にパラダイムシフトが起こったといわれます。しかし、「ツールの進化=わが国の歯内療法の進化」と、本当にいえるでしょうか。本稿では、この問いに対する答えと、わが国における歯内療法の進化に必要なファクターについて、考察しています。(編集部)

辻本 真規 先生
(福岡県開業)

築山 鉄平 先生
(福岡県開業)

いままでの予防歯科のあり方と、これからの予防歯科医療の考え方

「予防を目的とした定期的な継続通院」の有用性が、科学的なエビデンスの積み重ねによって証明され、わが国においても予防歯科医療は大きく発展してきました。そして、今後はさらに、個別医療をベースにしたメインテナンスの仕組み作りが求められています。本稿ではそうした取り組みが、具体例とともに示されています。(編集部)

吉木 雄一朗 先生 (愛知県開業)


審美修復のいまと未来

患者の審美的要求は近年高まりをみせており、とくに審美領域における修復への期待値は高いです。本稿では、こうした期待に応える審美修復を行うための軸として「デジタルデンティストリーとMI」を据え、“審美修復のいまと未来”について考察しています。(編集部)

吉木 雄一朗 先生 (愛知県開業)

筒井 祐介 先生 (福岡県開業)


包括歯科臨床におけるデジタル化の近未来を考える

炎症と力のコントロールを主軸にした包括歯科臨床の考え方は広く歯科界に浸透し、日々の臨床に役立てられています。そして、近年では多くのデジタル機器が登場し、それら新しいツールをいかにして従来の治療に取り入れていくかが、課題の一つになっています。本稿では、「包括歯科臨床とデジタル」をテーマに、その課題と展望について考察しています。(編集部)




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